フランスの食卓には必ずジャムが並ぶ!
それほどフランス人にとってフレンドリーなもの。
フランスのジャムといえば
- ボンヌママン
- クリスティーヌ・フェルベール
- サンダルフォー
などが有名ですが日本のジャムと何が違うのでしょう。
フランスは多くの方がご存知の通り農業大国。
アメリカに次いで世界第2位の農作物加工製品輸出国なんですね。
地形が平坦なフランスでは国土の50%以上を農業用地として使用されているんだそうです。
広大な敷地で様々なフルーツを栽培しているからいろんなジャムが作れるんですね。
日本では糖分を添加して甘いジャムに仕上げることが多いため、差別化として
- 糖度の低いジャム
がウリになっていますが、フランスでは
フランスのジャムに多くみられるタイプ
- オーガニック栽培のフルーツ使用
- 果肉含有率の高いジャム
が特徴とされています。
味の種類に至ってはベーシックな
- ストロベリー
- オレンジマーマレード
- ブルーベリー
に加えて
特徴のあるフルーツ
- ブラックベリー
- カシス
- チェリー
- いちじく
- アプリコット
フランスでつくられるジャムは珍しいものが多いです。
果肉の少ない日本のジャムとちょっと違いますが、果肉たっぷりのフランスジャムはフルーツの味がしっかり残っているのでパンはもとよりデザートにも十分使う事ができるのが嬉しいですね。
ジャムとコンフィチュールの違いは何?多くの人が勘違いしてる?
一般的には
- フルーツの形が残っているもの=コンフィチュール
- とろりとして果肉が残っていないもの=ジャム
と思われていますが実はちょっと違うんです。
ジャムの多くは煮込んでペクチンを加えゼリー状に仕上げていますが、コンフィチュールは料理法の「コンフィ」が語源で料理を長く保存するための調理技術から生まれたもの。
砂糖で果汁を浸出させ、果汁だけを煮詰めたあとに果肉を漬ける製法なのでコンフィチュールには果肉がしっかり残っています。
つまり果肉がたくさん残っているからといってコンフィチュールとは呼びません。
製法によって呼び方が違うため、フランスには果肉が残ってても「ジャム」が存在するんですね。
農業大国フランスが与える『企業への格付け』がEPV
フランス政府は、古き良き遺産を引き継ぐ優秀な会社に「EPV(Entreprise du Patrimoine Vivant)=無形文化財」に認定することがあります。
この選定基準には企業の歴史が必要で
フランス政府が定めるEPV基準
- 先祖伝来の熟練技術
- 高品質な地域の産物を原料にしている
- 現代の先端技術を兼備して製造を行っている
企業でなければなりません。
農業大国が地元の農産物を熟練した古来からの技術を駆使し、先端の方法で作れるのならフランスのジャムの右に出るものはいないかもしれませんね。
いかり直輸入ジャムメーカー「アグロノヴァエ」も獲得したEPV(無形文化財)
おかげさまでいかり直輸入のアグロノヴァエ社もフランス政府から「EPV」の認定を受けています。
フルーツ感たっぷり、果実感あふれる優しい甘さのジャム!
- ヨーグルトと一緒に
- マフィンやスコーンと一緒に
- パウンドケーキなどの焼き菓子に
- パンケーキのトッピングに
- 紅茶やハーブティーなどのホットドリンクに
- 氷を入れてソーダ割りに
- カレーの隠し味に
- 夏ならかき氷のシロップに
- バルサミコ酢、ワインビネガー、オリーブオイルと合わせてドレッシングに。
こんなに使えるなら1個だけじゃ足りませんね。
フランス政府も「無形文化財」として認めたアグロノヴァエ社が作ったフルーツのようにピュアなジャム!
まだお口にされていない方はぜひ!『マロンクリーム』人気です。
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